7月26日(金)サントリーホールにて、全日本ジュニア
クラッシック音楽コンクール入賞者による演奏と表彰状
授与式がありました。

今年2月に妹さんと入会された、ヴァイオリンのA.Oさん。
なんと3月にコンクールを抱えているとのことで、さあ大変!
いきなりコンクール向けのレッスンが始まりました。
コンクールということと、彼女のことをまだよく知らない
こととで少し身構えてしまい、最初はテクニック的なことばかり
要求しました。しかしどうもピンとこないというか、波に乗れず
混沌とした日々が続きます。
やはり、外側(形式)から入ってはダメなのですね。
そう思ったら、もうあの手この手、のレッスンが始まりました。
テンポのあるところでは一緒に行進したり、フォルテとピアノを
「ピアノはね、いっぱい想いが詰まっているんだよ!
愛しているよ、って小さな声で言うでしょう?」と感じてみたり、
彼女はキャッキャしていましたが、次第に目が輝きだし、
スイッチが入ったのです。
そして私の言葉を全てメモっていたお母様や、一緒に頑張って
下さった伴奏の先生に助けて頂きながら、予選、本選を通過、
全国大会まで行ってしまったのです。(小学校低学年の部)
全国大会では惜しくも入賞できず、奨励賞を頂いたのですが、
全く予期していなかったことに皆、ただビックリ!
しかし本人だけは、「全国大会に行きたい!」
と強く願っていたようです。
潜在意識の力ですね。
A.Oさん、お疲れさまでした。
そして、楽しいレッスンをありがとう!
岡田音楽教室H.P.へ
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